第13回日本小児耳鼻咽喉科学会総会・学術講演会

ご挨拶

東海大学医学部専門診療学系小児科学
望月 博之

 平成30年7月12日(木曜日)、13日(金曜日)に、ワークピア横浜(横浜市)におきまして、第13回日本小児耳鼻咽喉科学会総会・学術講演会を開催させて頂くにあたり、謹んでご挨拶申し上げます。これまで本学会を通じて、数多くの知識、技術を学ばせて頂きましたので、この流れを留めることなく、参加される皆様に喜んで頂けるような学術講演会にいたすことに、ただ今、鋭意努力しております。
 私が専門といたします小児呼吸器学、小児アレルギー学におきましても、近年の小児耳鼻咽喉科学の分野における新しい流れを強く感じております。まず、後鼻漏症候群や感染後咳嗽を含む慢性咳嗽の理解が深まり、臨床研究が日々、進展していることです。日本小児呼吸器学会から「小児の咳嗽診療ガイドライン」も発刊され、小児における咳嗽の啓蒙や治療は大きく進歩したと思われます。さらに治療法の改善として、アレルギー性鼻炎の免疫療法の導入が挙げられます。小児では通年性、季節性ともに高率にアレルギー性鼻炎が認められますので、今後の展開が大いに期待されるところです。
 さて、このような医療の進歩の中にあって、今回の学術講演会は、“Total Life Care”のタイトルのもと、執り行うことを計画いたしました。これには、周産期からの思春期までの小児期だけでなく、個々の患者さんの生涯の健康を俯瞰した上で、診療・指導を行うことのできる医療を実現したいという理想が込められております。小児耳鼻咽喉科領域においては、気道疾患のみならず、聴覚や発語の障害など、生涯を通じて日常生活に大きくかかわる疾患も多くみられますので、“Total Life Care”を掲げる我々であればこその対応を考えたいと思います。
 会場は横浜の海に沿う、まさに解放的なエリアにありますので、当日は是非、耳鼻咽喉科、小児科といわず、お集まりの先生方全員が、垣根を越えて闊達に議論されることを期待いたします。何卒、ご参加の程、よろしくお願い申し上げます。

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